自分の姿勢が良いのか、悪いのかわからないですよね!
だけど、猫背な気がする。足を時々組んでいる気がする・・
もしかして姿勢がよくないのでは・・って気が付いているんじゃないですか?(;^ω^)
痛みはないから見た目を気にしなければ姿勢も今のままでいいや!
本当にそれで大丈夫かな?
良い姿勢のメリット、悪い姿勢で起こるデメリット
簡単なセルフチェックで自分の姿勢を見直して改善方法もチェックしてみてください
- 姿勢が悪いと言われたことがある
- ダイエットしている方
- 体調がすぐれない、体に痛みがある
- 姿勢をよくしたいと思ってる方に向けて書いています。
美容整体師としての知識、「姿勢の教科書」を参考にわかりやすくまとめています
姿勢を崩してぽっちゃりさんに見せているのは自分自身かもしれません。
姿勢ってどうして崩れていくの?
姿勢は、身体発達の過程や、いつもの日常のくせ、習慣ににより知らず知らずのうちに崩れていきます。
- 乳幼児期・・ベビーベッド、布団の位置が壁側にあり、いつも同じ方向への寝返りを促されていると癖がついてしまいます。
- 幼児期・・子供と横並びに座って、本を読み聞かせたり、学習を指導していると首はいつも横をむき、上半身はねじれていきます。(お子さんを膝にのせて読み聞かせたり、椅子の後ろから指導するといいでしょう。)
- 学童期・・テニスやゴルフ、野球などの非対象な動きをする運動をしてきた子供は筋肉の付き方にばらつきが生じます。(水泳や体操など身体全体を使うスポーツを学ぶのが良い時期とされています。)
- 青年期・・成長のスピードに差がある時期ですが、この期間にみんなが学校の同じ高さの机と椅子を使用していると、背の高い子は猫背に、背の低い子は反り腰になりやすいです。(高さ調整のできる机と椅子を活用できるといいですね)
- 30歳代から・・少しずつ全身の筋肉が低下していきます。一日中デスクワークで同じ姿勢でいることが増え、運動する時間も意識的に作らないと減っていくため、姿勢はますます悪くなっていく傾向にあります。
姿勢が悪くなりやすい日常の習慣
- 床に座る習慣があり、右座りや左座りをしている
- 脚を組む癖がある
- 食事をするときにテレビをみているときテレビが正面にない。
- スマホや携帯ゲームを見ているとき、背中が丸まったり、巻き肩になっている。
- 鞄はいつも同じ肩にかけている。
- 片足に体重をかけて立つ。
- 椅子の背もたれにもたれて座っている。
日頃の何気ない習慣で姿勢が崩れていくんですね
その他の要因として、ケガをしたことがある場所、回数などでも姿勢への影響が考えられます。
姿勢で考えるメリット・デメリット
姿勢がよくなると見た目の変化や気持ちの変化が感じられる一方で
姿勢が悪くなると痛みが出たり、体の丸みも出てきます。
代表的なメリット、デメリットを見ていきましょう
「姿勢が良い」メリット
- 見た目が若々しく健康的に見える
- お腹や背中がすっきりとし細く見える
- 筋肉に無理な負担がかからなくなり、腰痛や肩こりなど痛みの緩和につながる
- 呼吸や消化機能が上がるだけでなく、循環機能が正しく働き血行や代謝を促す
- 自分に自信が湧いてきたり、前向きな気持ちで表情に明るさがでる
- 集中力が高まり、仕事の効率、学習成果が出やすくなる
「姿勢が悪い」デメリット
悪い姿勢のまま生活していると、筋肉の使い方に左右差がうまれ、関節、筋肉、筋膜に負荷のかかる部位がでてきます。
10代~20代のうちは姿勢が悪くても、痛みや障害を感じることは少ないですが、年齢を重ねるにつれ感覚的にも感じることが増えてきます。
下腹部がでて、ポッコリお腹に。猫背で背中が丸くなると横から見た姿に厚みが出てしまいます。
- 首や肩こりからくる頭痛
- 腕が上がらなくなったり、ひざが曲がらなくなる
- 疲れやすくなる
- 息苦しさ、呼吸の浅さを感じる
- 腰痛
- 胃腸の不調
- イライラするなどの精神不安
- 寝つきがわるい、眠りが浅いなどの睡眠障害
美容面でも老けてみえる、代謝が落ちて痩せにくい、たるみやすい、生理不順が起こるなど、女性特有のデメリットもたくさん。
今の姿勢は崩れているのかチェックしてみましょう!簡単な姿勢のチェック方法
家でできる簡単な姿勢のチェック方法です。
面倒くさがらずにチェックしてみましょう。
壁に沿って立ってチェック
①壁に沿って立ち、後頭部、肩、お尻、かかとをつけて立ちます。
その時にどこかが苦しく感じたり、力を入れないとつかないような状態だと歪んでいる可能性が高いです。
例えば、みぞおち付近が苦しく感じた人は、普段背中が丸くなっているせいで、胸部は固く収縮してしまうため、無理に伸ばそうとすると、違和感が起こるのです。
鎖骨付近が苦しく感じた人は、デスクワークなどで肩が前にいる状態で筋肉が凝り固まっているので、壁に肩甲骨をつけるとしんどく感じます。
②腰に手を入れてみる
手のひら二枚分が入るほどの余裕がある場合は反り腰、手のひらが入らない場合は湾曲の少ない平らな腰(後傾)骨盤が歪んでいる可能性があります。
手のひら一枚分の余裕があり、どこにも負荷がなく立てている状態が理想です。
仰向けに寝てチェック
床など平らな場所に仰向けになって寝た状態で、ひざを立ててみます。その時に頭をあげてひざの位置を見たときに高さの違いを感じたり、その状態から左右の足の裏をくっつけて足を広げてみたときに、広がり方に左右差を感じたら骨盤、股関節周りの歪みが考えられます。
脚を伸ばし仰向けで寝た状態で、腕をバンザイしてみます。両腕とも床までつきますか?腕は耳につきますか?動きに左右差や、腕の長さに違いはありませんか?どれか一つでも当てはまれば肩甲骨の歪みがあるかもしれません。
一番かんたん鏡の前でチェック
鏡の前で、楽な姿勢で立ってみましょう。その時の姿勢は綺麗にみえますか?
正面で見たときの太ももの横の張り、骨盤の広がり、肩の高さの違い、首の傾きをチェック
横向きの姿勢で、首が前にいっていたり、猫背や下腹がポッコリ、太ももの前張りやお尻の下がり具合。
見た目は格好悪くないですか?
姿勢改善方法
姿勢が崩れるとよくないことはわかったけど、どうすればいい?
整骨院や整体院など、姿勢についてのプロに今の自分の状態を一度みてもらう。
一番の近道は、姿勢の専門家に自分の姿勢、筋肉や骨格の状態など自分の体について詳しく教えてもらうこと。
その際のポイントとして、せっかく料金を支払ってみてもらうのですから、施術をただ黙って受けるのではなく気になることや疑問など聞きたいことはどんどん質問しましょう。
そのうえで、自分でできるケアや運動は積極的に取り入れて、自分でできることは自分で、他人の力を借りなければ改善できないことはお願いする。それが、正しい姿勢を取り戻す一番の近道です。
でもできるだけお金をかけたくない、自分で正したいという方は
かたく凝り固まった筋肉を伸ばすストレッチ、弱った筋肉を強化する運動や体操をする
硬くなったり、収縮してしまった筋肉は血流を改善し、筋肉の柔軟性を回復することが大切です。
そのためには、温熱療法や、ストレッチで筋肉を伸ばします。
また、バランスが崩れて弱くなった筋肉には運動や筋トレを行い強化し、姿勢を崩れにくくする身体つくりをしていきます。
人から見られている自分、一日のなかで何度も正しい姿勢を意識する
外にいる間は、人から自分はどんな姿勢で見えているかを意識したり、一日の生活の中でも、頭の中で姿勢のことを考える時間が増えると身体は不思議と変化してきます。
例えば、信号を待つ間、通勤電車の中、エレベーターの中、食事中、歯を磨くとき、テレビを見ているときなど、一日のふとした瞬間に姿勢を意識するだけでも違います。
最終的には無意識でも正しい姿勢でいられ、それが楽だと感じられることが目標です
参考文献